「ドアハンドル」一筋でシェア約9割 ニッチブランドはなぜ生まれた

「ドアハンドル」一筋でシェア約9割 ニッチブランドはなぜ生まれた
「ドアハンドル」の専業メーカーとして
独自の地位を築き上げた株式会社ユニオン様。

2019年ミラノデザインウィークでは、
建築家・田根剛氏とのコラボレーションによる展示に
3万人もの来場者を集めました。

「建築文化」の発展を見据える立野純三社長が、
創立60周年を迎えた現在と次世代へのビジョンを語った
インタビュー記事がありましたのでご紹介します。


Q.規格品のドアハンドル以外に、建築家が建物に合わせたオリジナ
 ル品をオーダーできる点で、他社とは違う強みを持っています。
 これは創業当初からの方針でしょうか?

A.もともと創業者である先代が独立する際に受け継いだブランドが
 ユニオンの始まりです。

 古くから付き合いがあった取引先に作ってもらったり、
 新しい製造工場を開拓したりしながら、オーダーで特別に作る
 ドアハンドルを扱うようになりました。

 1958年の創業当時、規格品を使う建物が多かったのですが、
 64年の東京オリンピックに代表されるような時代の動きにも後押
 しされ、特に70年の大阪万博では、パビリオンのための特別な設
 計に合わせて、ほぼすべてのハンドルを手がけました。
 そこで多くの建築家や設計者と組んだことが、ユニオンという会
 社が一気に業界へ浸透するきっかけになりましたね。


■機能一辺倒の時代にデザイン重視

Q.規格品と建築家のオリジナル製品、
 どちらも特許を取得しているのですか?

A. 新しい製品は必ず特許を取ります。
 海外でも可能な範囲で取得しますし、国内での意匠権は300以
 上。20年で権利が切れますが、毎年20〜30件は新たに出願しま
 す。

 建築家とコラボした製品は、もちろん全く使われなくなれば継続
 しませんが、人によってはずっと指定してくださる方もいる。
 ただ、有名建築家のオリジナルハンドルでも、
 名前をそのまま商品名にせず、商品番号だけです。
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 ↓
 https://bit.ly/2SsU979


●ユニオン製のハンドルは、
 同一商品で、ガラスドアやフラッシュドアなど、
 様々な厚さのドアに対応されている点も良いです。

 ご注文の際は、ドア厚もお知らせください。
 ↓↓↓
 http://u0u0.net/VM4M


株式会社ユニオン社長
立野 純三(たての じゅんぞう)氏
https://bit.ly/2LuKooh

1947年生まれ。甲南大学卒業後、青木建設入社。
73年ユニオン入社。90年より同社代表取締役社長。
大阪産業局理事長。
86年、世界の子どもたちの生命や暮らしを守る
「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」設立に関わり、
1990年〜2004年理事長、2005年〜2015年名誉理事長を務める。
94年には日本の造形文化の向上を目指し、建築分野における調査研
究や国際交流を助成する「ユニオン造形文化財団」を設立。
同時に「ユニオン造形デザイン賞」を創設し、建築家の安藤忠雄氏
ら専門家による選考委員が若手の才能を顕彰するなど、
人材の育成にも努めている。


参考文献;
日経XTREND[クロストレンド](2019/7/2)
「ドアハンドル一筋でシェア約9割 ニッチブランドはなぜ生まれた」
https://bit.ly/2SsU979

株式会社ユニオン(UNION)
http://www.artunion.co.jp/


Wikipedia
扉(ドア[door])
https://bit.ly/2SgMniZ
ドアノブ(doorknob)
https://bit.ly/2BHQlrA


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